<メガネ><ものづくり>フレーム素材「アセテート」でキーホルダー作り体験(鯖江/プラスジャック)
こんにちは、事務局の大草です。
今回ご紹介するのは、メガネフレーム素材「アセテート」を加工したキーホルダー作り体験です。
プラスジャックさんについて
福井県は眼鏡産業が盛んですが、それをけん引している地区が鯖江(さばえ)。そこで眼鏡の生産・販売を行っているのが、今回の体験ができる「プラスジャック」さんです。
通常、メガネの製造は分業で行われており、各工程を専業でやっていることがほとんどですが、こちらは160工程以上(!)ある作業を一貫して行っています!それぞれの工程で使用する機械も異なるため、機械の種類も他社より多いとのことでした。
お店に入ると最初に出迎えてくれるのは、カラフルなオリジナル商品。メガネはもちろんのこと、防犯・防災用の笛やピンバッジも販売されています。どの商品もとってもかわいくて、目を奪われること間違いなし。
とっても素敵な商品たちをあとでじっくり見させていただくことにして!いざ体験に~
まずはアセテート選び
体験では「アセテート」という素材を加工し、キーホルダーを作っていきます。
アセテートという単語に聞きなじみのない方も多いかと思うので、簡単にご説明。
こちらで使用しているのは、「綿花を主体とした植物性樹脂セルロースアセテート」。ポリエステル等と同じように化学繊維の一つです。
特徴としては発色が良く、飴細工のような美しい光沢があげられます。また、熱を加えると柔らかくなり加工がしやすくなるため、主にフレームメガネに使われている材料だそうです。
柄や色も本当に多様。多すぎて迷ってしまうほど。好きなものを選んで、専用のシートに下絵を描きます。サイズが決まっていたり、できない加工の仕方もあるので、ガイドラインに従ってデザインしていきましょう。
悩んだ結果、私は趣味のカメラの形に、色は好きな色を選びました。一緒に行った方は、にこちゃんマークやお花のマークにしていました。これまで参加した方は、恐竜やドラえもんなどいろいろな形にチャレンジしていたみたいです。
機械に取り込んで切削
描いた絵をCADで読み込み、切削機械に指示が出せるデータに変換していきます。
私がフリーハンドで書いた歪んだ線も厳密に再現いただいてます!(笑)美しい直線・曲線にしてもらうことも可能ですよ。
取り込んでいただいた後は専用の機械で切削。21本もの刃がついている機械で、データどおりに削っていきます。
あっという間に削り終わりました。キーホルダーになる部分のところだけ外していきます。
成形はこんな感じ!ほぼイメージ通りです!かわいい。
2段階の磨きを経て…
切削が終われば、仕上げの磨き作業に!一回目の磨きは泥を使います。ローラー部分に泥を塗って、側面を磨いていきます。
やればやるほど磨きがかかっていくのが実感できて楽しい!この作業が好きな人は多いそうです。
続いて表面をさらにピカピカにしていくための磨き・第二弾!
ちなみに爪もピカピカになります(笑)爪磨きもさせてもらっちゃいました(笑)
納得いくまで磨きをかければ完成!
お気に入りのキーホルダーになりました。今もスマホにつけて使っています(^^)
もう一つの体験プラン
次号のふくのねvol.7にはもう一つのプランが掲載予定!
【ふくのね】メガネ工場見学とワークショップ。めがねの聖地鯖江でセルフレーム工場を見学しませんか。子供にもおすすめです。/プラスジャック - じゃらん遊び体験 (jalan.net)
こちらも気になるところですね!次の号での登場もお楽しみに!