<ものづくり><福井女子旅>チロルリボン工場見学とリボンで作るバッジづくり体験(エイトリボン/丸岡)
こんにちは!事務局のオオクサです。
今回の体験は、もの作りが好きな方、かわいいものが好きな方は必見!リボンバッジづくり体験についてご紹介!
エイトリボンさんについて
体験を提供されているのは、丸岡(まるおか)でリボン工場を営んでいる、エイトリボンさんです。福井県は繊維産業がさかんな地域なのですが、特に丸岡は機織りが有名な地区。
こちらの工場では繊細な模様を表現できるチロルリボン(チロリアンテープ)を製造しており、量産できる工場としては国内最後ともいわれているそうですよ!
「8」の文字が特徴的な外観。
まずは工場見学からスタート!
今回ご案内いただいたのは、工場長の松川さん。おしゃれなメガネがお似合いです。一般のお客様に交じって参加させていただきました~!
お話は工場の歴史から。実はこちらの工場は、8つの繊維メーカーで構成されていた織物組合の建物をリノベーションしており、今年の4月からエイトリボンとして再出発したばかりとのこと!「エイト」という名前やさきほどの8を模したロゴもここに由来するようです。
以前使われていた材を床に使ったり、照明に機械の一部を使用したりと工場のあちこちに過去の片りんが見て取れます。新しい中にも古き良きものを残していることを教えていただきました。
ということで、いよいよ中に入ってきます~!わくわく。
最初に現れたのは「かせ」と呼ばれる機械。八角形のかせをぐるぐる回しながら糸をボビンに巻き付けていきます。
続いて整経(せいけい)作業。経糸(たていと)を整える作業のことを指します。この作業は非常に重要で、緯糸(よこいと)を織り込んでいくときに、経糸の張り具合がバラバラだったりずれていたりすると、織物がうまくできないそうです。いわば、美しく織るための下準備!
先ほどかせで巻いたボビンをセットし、整経機を足で踏んでを回転させます。力強く踏むほどに回転が速くなり、涼しい風が起きるほど。一人ずつ踏ませていただきました。実際に動かせるのが面白くて、お子さんも楽しげでした。
そして整経場の壁の一部には、柄の指示書がずらり。これ全部、絵柄が違うんです!結びつけられたリボンが指示書の図柄と連動していて、一目で分かるようになっています。今は機械でデザインを起こせますが、昔はこうした指示書を使っていたそうです。
パターンがいろいろ。職人さんはこれを見れば、デザインを想像できるとか…!
続いて、織機のエリア!機械がずらりと並んでおり、「ガチャン」「ガチャン」という音が絶えず工場内に響いていました。まさに工場見学に来た!という雰囲気です。
機械は絶え間なく動き、どんどんリボンが織られていきます。もう少し寄ってみましょう。
さまざまな色の糸が無数に重なり合い、一つのデザインになっていくのがわかりました。すごく繊細!
そして織機の反対側も見せていただくことに。こちらに来ると経糸と緯糸が組み合わさって出来ていることがよく分かります。
「糸を触ってみてもらってもいいですよ!」ということだったので、特別に糸を触らせてもらいました!糸が少しずつ織られ、わずかに振動していることが実感できました。
普段何気なく織物に触れていますが、こうした工程を経て作られていることを知れたのは貴重な機会だと感じました。
お待ちかねのバッジづくり体験へ
リボンがどのように作られているかを理解したところで、バッジづくり体験!お部屋の方に移動~
体験スペースもとってもおしゃれ!大きな窓から光が差し込んできて開放的。
まずは布やリボン選びですが、さまざまな柄の布やリボンがあって、なかなか選べず。松川さん曰く、小さなお子さんは即決な一方で、大人の方が悩まれるとか(笑)それだけ素敵な柄でいっぱいということですね(笑)
説明ガイドがあってとってもわかりやすいです!
ちなみに中の人は、いろいろ悩んだ結果、水色の布とおめでたい富士山にしました。仕上がりをイメージしながら布を重ね合わせ、型に押し込み成形できたら、ピン部分をつけて完成です。危ない作業は特にないので、小さいお子さんでも安心。お気に入りのバッジが出来上がります。
完成品はこちら。可愛い仕上がりに大満足!めっちゃかわいくないですか?!(自画自賛)クラフト好きにはたまらない体験だと思いました!
最後はお土産も!
そして、体験だけでは終わらず!実はお土産も購入できちゃうんです!
ポーチなどオリジナル商品も多数ありますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね!
もっと詳しく知りたい方は・・・
こちらの体験は、福井県観光連盟さんの動画でもご紹介されています!よりリアルな様子がお分かりいただけるかと思いますので、合わせてご覧くださいませ!
以上、リボンバッジ体験のご紹介でした!
- 体験プラン名
- チロルリボンでものづくり
- 掲載ページ
- ふくのねvol.7をお待ちください!
- 追加日程
- 2021/12/04、2021/12/18、2022/01/08、2022/01/15、2022/02/05、2022/02/26、2022/03/12、2022/03/26 10:00~11:15、13:30~14:45
- ご予約
- じゃらんで空き状況を確認する